第二回 伊予上灘〜喜多灘

 

伊予上灘

下灘

喜多灘

現在

2面2線

1面1線

1面1線

1面1線

当時

2面2線

1面2線

1面1線

2面2線
(1面2線だったかも?)


夕闇の中でのタブレット交換

通過列車がなくなって、
使われることの無かった

タブレット交換機

警戒看板・無人になった今は無し

伊予上灘は、伊予市をでて最初の現存する交換駅。
以前はここからがタブレット区間だった。
現在はタブレットは廃止されている。

このあたりから本格的に海際を走る。
右手に海を見ながら、古い海岸線をトレースする。
現在は海側を埋め立て、新しい国道が走る。
しかし列車は、以前の海岸線の内側を走るため、
所々で急なカーブを描く。


駅長とのやりとり

下灘は日本で一番海に近い駅として、
毎年9月の第一土曜日にコンサートがホームで行われる。
コンサートには数百人が訪れるが、
それ以外の日は、のんびりしたローカル駅だ。

ホームのベンチに座って一日のんびりしたくなるような駅だ。

以前は交換駅であったが、内山線の開業後
交換設備は撤去されている。

 

右にも線路があった…

国道ができるまで、右手はすぐに海だった
下灘をでた列車は、まだまだ海岸を走る。
そして旧国道が寄り添ってくると串だ。
串は駅のすぐ横が鉄橋となっており、
以前の厳しい海岸線と、そこに住む人々を
垣間見ることができる。

串の次は喜多灘。やはりここも、元交換駅。
本線だった時代には、特急や急行が、
毎日たくさん走っていたため、
かなりの交換駅が存在した。

崖っぷちの僅かな空間に、
へばりつくようにして存在していた交換駅、
それが喜多灘だ。

波打ち際を鉄橋で越えて…

喜多灘をでた列車は、徐々に勾配を下り海際まで降りていく。
広大な埋め立て地が広がりはじめると、列車は海周り線の中核だった駅、
伊予長浜に到着する。

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